≪応援します! 環境ISO企業≫

〜温泉施設の安心安全をサポートする                
           設計施工&総合メンテナンス業〜

           かわこうさんぎょう           かわこうメックス
       川幸産業(株)・川幸メックス(有)


『川幸産業・川幸メックス』さんは、こんな会社です!

   川幸産業の本社&川幸メックス
    
昭和53年に川原義幸社長が鹿児島市荒田にて、空調サービスの会社として川幸産業(株)を設立。その後、温泉設備の施工・メンテナンスの事業を手がけるようになり、平成7年に田上町に移転。平成8年に組織変更を行い、メンテナンス部門を専門に行う『川幸メックス(有)』を設立。
現在は、川幸産業は“温泉施設の設計・施工・管理”を、川幸メックスは“施設の工事・メンテナンス”を担当。
九州一円、120ヶ所以上の温泉施設を対象に、年中無休24時間体制で業務を行っている。


ー環境方針ー
川幸産業株式会社・川幸メックス有限会社は、鹿児島市及び熊本市にあり、温泉設備の施工・リフォーム・メンテナンス事業を九州一円で展開しております。各地域で温泉を利用される方々のため、『清潔で風情があり、温泉の効能を十分に発揮させ、リラックスして頂ける温泉設備』をご提案しております。
しかし、皆様方を清潔感ある温泉設備にご案内するに当り、各機器の保守調整や、配管内部の洗浄工事等で、大気汚染や水質汚染といった地球環境に多大な影響を及ぼす危険性はないとはいえません。
私たちは、全社員が一丸となって、環境への影響を認識し、技術的・経済的に可能な範囲で下記の事項に取り組むと同時に、環境汚染を予防し、継続的な改善を図っていきます。

1)

私たちは、環境関連の法律や規制及び、我が社の同意するその他の要求事項を遵守します。
2)
私たちの事業で、環境に影響がある重要課題として以下の項目に取り組みます。
@ 廃棄物の削減とリサイクルの促進。
A 省エネによる二酸化炭素排出量の削減。
B 環境配慮の提案活動。




3)
私たちは環境目的、環境目標及び環境管理プログラムを設定し、内部監査を行い、環境管理システムを見直し、継続的改善・汚染防止に取り組みます。

4)


私たちは社内外への環境教育、広報活動等を実施し、全社員の環境基本方針の理解と環境に関する意識向上を図るとともに、関係業者及び地域の方々へも周知し、理解と協力を要請します。
  

             2004年8月25日

 川幸産業株式会社
 川幸メックス有限会社
 代表取締役 川原 義幸 


環境ISO取得運用状況
2004年春に、川幸メックスの社員を中心に環境委員会を立ち上げてスタート。
市民団体認証取得日:2006年3月22日
認証範囲:温泉設備の施工・リフォーム・メンテナンス事業
現在、環境委員会は8名。年に3〜4回、熊本営業所に川幸産業、川幸メックスの全社員が集まり、環境の勉強会も開催。
 
2006年度目標
◆2005年度を基準に、リサイクル率を5%アップする
◆2006年度末までに2005年度を基準に一般廃棄物のリサイクル率を5%高める
◆2006年度末までに健康・環境を考慮した湯温設定見直し等の実施を5件確保する
◆2006年度末までに汚水抑制・省エネ等の啓発掲示物をアレンジを含め5パターン作成し
  20件の施設に掲示していただく
◆2006年度末までに事務用品のグリーン購入検討表の25%をグリーン購入する

インタビュー  川幸メックスの外薗さんにお話を聞きました。
Q: 環境に対してはどういう点を特に気を付けていらっしゃいますか?
A: 廃棄物の削減やリサイクル率の向上、省エネ・省資源化はもちろんですが、私たちが一番気を付けていることは水質汚染です。
川幸メックスではメンテナンス業の一つとして、タンク、熱交換機、配管など温泉設備の清掃作業も行っています。
その際に、温泉成分の付着や汚れを落とすために、酸性やアルカリ性の強い薬剤を使用しているんです。そのため、清掃後の排水はかなり汚れているし、そのまま流しては危険なんです。ですから、洗浄後の排水は完全に中和して流すようにしています。
また、これらの薬剤は人体に直接触れると大変危険なので、取り扱いも十分に気を付けています。
温泉設備を綺麗にするために、川や海を汚してしまったり、作業員の健康を害したり、ということは、絶対にあってはいけませんからね。
Q: 今後はどのような展開を計画していますか?
A: もっと環境教育に力を入れて、社員のレベルアップを進めていきたいと思っています。
それと、温泉を利用してくださるお客様に対しての啓発活動も行っていきます。
汚水の抑制や省エネを呼びかける掲示物を作って、各温泉施設に掲示していただこうと計画しています。
清潔で快適な温泉施設を維持するために、トラックには作業道具、薬剤等が、いっぱい積んでありました。
薬剤を使う洗浄作業の際は、耐酸性衣を着て、防毒マスク、保護メガネ、手袋、長靴という重装備で臨んでいるそうです。


川幸産業&川幸メックスさんの、ここがスゴイ!
人にとっても地球にとっても、環境負荷の少ない快適な温泉施設を提供しているところ!
取材後記:鹿児島県内のみならず、九州内の多くの温泉施設を手がけている川幸さん。私たちが、お客さんとして温泉に入っている時には見えないところで、様々なことを行っていらっしゃいます。
特に注目したのは、タンクや配管などの清掃。大きい施設の洗浄ともなれば、3日間もかかて徹底的に行うそうです。通常の施設でも10時間以上かけるそうです。夜通しかけて清掃し、そしてその時の排水も環境への悪影響がないように、中和&殺菌作業も完全に行っているとのこと。
結構、危険な場所、そして危険な薬剤も使って作業するため、大変みたいです。しかも年中無休、24時間体制なので、温泉施設から「SOS」がくれば、すぐに対応して出動。
私たちが清潔で快適な温泉を楽しむために、影でサポートしている人たちがいることを実感しました。しかもちゃんと、環境に悪影響しないように気を付けて作業していることを知り、こういう企業がいてくれて、ありがたいなぁと思いました。
(2006年8月8日取材)


 川幸産業株式会社
川幸メックス有限会社
川幸産業株式会社
本社:鹿児島県鹿児島市田上町4351番地
      TEL:099−265−1126  FAX:099−264−1300
熊本営業所:TEL:096−380−1126
     
川幸メックス有限会社
本社:鹿児島県鹿児島市田上町4351番地
TEL:099−265−7055  FAX:099−265−7103